インタビュー

第2回 新庄真一さん (劇団四季 ダンサー)

プロフィール [さらに詳しく]

滋賀県出身
ダンスや演技のレッスンを積み、これまでにもいくつかの舞台に出演した経験を持つ。
『キャッツ』の観劇をきっかけに四季を目指し、08年研究所入所。『むかしむかしゾウがきた』で四季での初舞台を踏み、『ウェストサイド物語』ではインディオを演じている。

 

6月12日(土)に開催する劇団四季ミュージカル「ソング&ダンス 55ステップス」にご出演のダンサー 新庄真一さんに、舞台にかける熱い思い、旅公演ならではのエピソードを伺いました。
新庄真一さんは滋賀県草津市ご出身です。
※当日、出演するキャストは変更となる可能性があります。予めご了承ください。

「すべては喝采のために!!」 

———「ソング&ダンス55ステップス」の見どころは?


「ここ!」と申し上げるのが難しいのですが、個人的には、最初の「アプローズ」です。演出・振付の加藤敬二さんから「最初の『アプローズ』というシーンは役者あなた自身そのままで舞台の上に出てください。」と言われました。
これが意外と難しいことで、舞台にすべてをかける役者である「新庄真一」という人間を演じること、喝采のために自分たちは生きている、歌の中にもある、「何故生きているの、それはアプローズのために」ということを、第一にお客様にお伝えするということ、そのために素の自分を表現する必要があります。
そのうえで、他のナンバーも輝いていられたらな、と思っています。
やはり一番の見どころ、というか、一番大事にしているところは、そこですね。

———まず、このために自分たちはいるのだ、とそれをお客様にお伝えするためにアプローズというシーンがある、ということですね。

そうですね。この作品を表現するうえで非常に重要なナンバーだと思います。

———演じるうえで、「ソング&ダンス55ステップス」の楽しさ・難しさは?

難しいというところが楽しい、ということであると思いますが、ナンバーが多くて一つ一つが独立した世界観になっているので、それを立て続けに切り替えていく、ということが本番をやっていて難しいことです。
例えば、ひとつのナンバーを表現するだけですごい集中力と時間をかけて、ひとつのナンバーをやっと表現できるのですが、それを1曲目やって、また世界観をがらっと変えて全く違うものを表現していかなければならない。衣装を着替えて、舞台裏を走り回って、また舞台に出た時に集中力というか、切り替えをするのが、一番自分の中では難しく感じます。

———心情的に楽しいナンバーもあれば、シリアスなナンバーもあります。気持ちの切り替えが大変なのでは、と思うのですが。

そうですね、特に旅公演になりますと、毎回会場が違いますので、衣装のスタンバイや、道具の確認といったこともあります。本番が始まってしまっては取り返しがつかないので、そちらにも集中しつつということになりますので、さらに集中力がいります。自分の中では、衣装に着替えて道具類をチェックして、舞台袖に行き、次のナンバーに集中していく、という風にやっているのですけれども、そこは本当に難しいというか、大変なところです。



———劇団四季に入団されたきっかけは?

きっかけは、やはり劇団四季の舞台を見た、というのが一番最初です。
中学3年の時に初めて、大阪で「ライオンキング」観たのですが、そのときは舞台そのものを観るのも初めてでした。
その時は、「やりたい」というのなんてめっそうもない、という感じで、「なんだこれは!」という感動でびっくりしました。
それから四季の舞台も含めていろいろな舞台を見ました。「ライオンキング」の次に「キャッツ」を見たのですが、とりあえず将来どうこう関係なく「ダンスをやってみよう」と思ってレッスンを始め、次第に将来のことを考えるようになりました。

———彦根のファンの皆さまへのメッセージを

自分も、よく四季の舞台を見に、ひこね市文化プラザに行きました。「アンデルセン」や「夢から醒めた夢」など、普通に学生の時に電車に乗って、バスに乗って見に行っていました。「壁抜け男」も行きましたし、本当によく行っていました。
自分は草津出身ですが、自分が住んでいた滋賀県のお客様にご覧いただけると思うと、それが実際は面識のない方であっても、なにか特別な気持ちになります。 
普段なかなか京都や大阪に来られない方に、是非、ひこね市文化プラザにお越しいただけたら、大変うれしいです。

———本日はお疲れのところ、ありがとうございました。彦根にお越しいただく6月12日を楽しみにしています。お体に気をつけて頑張ってください。ありがとうございました。

ありがとうございました。彦根では更にレベルアップして皆様にご覧いただけるよう頑張ります。