演劇で介護現場を楽しく豊かにする活動を続け、NHK(Eテレ)「こころの時代」や「文藝春秋」に取り上げられるなど、今注目の俳優で介護福祉士の菅原直樹の講演会です。
講師:菅原直樹(俳優/介護福祉士/老いと演劇「OiBokkeShi」主宰)
認知症になると、物忘れや勘違いが増え、何かをするのに時間がかかり、ときに失敗をしてしまう…。しかし、それは認知症になったら必ず生じる中核症状が原因です。
介護者に求められるのは、ぼけを正すことではなく、ぼけを受け入れることなのではないでしょうか。たとえ現実ではありえないことでも、相手のストーリーを引き受けて“演じる”。「老い」「ぼけ」「死」を芸術文化の価値観で捉え直し、介護が本来持っていた「創造性」を取り戻す。
岡山を拠点に活動する劇団、OiBokkeShiの活動を通して、明るい超高齢社会の在り方を考えます。
関連企画:「老いと演劇のワークショップ」
認知症の人と介護者を交互に演じて、言動を否定されたときの認知症の人の気持ちや、認知症の人の言動を受け入れるコミュニケーションを疑似体験します。演劇・介護経験のない方でも気軽に楽しめます。
※詳細は下記の「関連企画」のページをご覧ください。